暮らし

犯人はだれだ

庭の畑を見て、驚いた。なんだ、これは! レタスの苗を植えた畝に、大きな穴が開けられ、数本の苗が四、五メートル向こうに土とともに飛んで行ってる。穴の周囲も、周りの畝も、動物の足跡だらけだ。 足跡の大きさからみるとキツネか。しかし肉食のキツネが…

「北越雪譜」を雪の日に開く

「北越雪譜」という書がある。江戸時代の越後のいろんな雪に関する情報を集めて記録された雪物語で、ときどき手に取って、古ぼけた表紙をめくる。濱森太郎が現代語に訳してあるが、さらに要約してここに書いてみる。「雪のたかさ」という文章。 ☆ ☆ ☆ 隣の宿…

この夏、この地球、この人

雨の全く降らない日が続き、庭の畑の水やりが朝夕大変だ。田んぼに水を送る水路が道の脇を流れている。そこへ一輪車を押していき、大きな容器にバケツで水をくみ入れて、運んでくる。畑に戻ると小型バケツに入れ替え、ナス、キュウリ、ゴーヤ、ピーマン、イ…

生命の爆発

次の室生犀星の詩三篇、味わってみたい。 五月 悲しめるもののために みどり かがやく くるしみ 生きむとするもののために ああ みどりは輝く 苗 なたまめの苗 きうりの苗 いんげん さやまめの苗 わが友よ あの あわれ深い呼びようをして ことし また苗売り…

豆むき

体調も良くなかったし、本の出版にともなう仕事も多かったし、 あれやこれやらで 畑を放置していたから、黒豆畑は草に包まれ、 実も茎も 茶色に枯れていた。 秋の天気のいい日に、痛む足を動かしながら、 やっとこさ 鎌で黒豆のサヤを刈り取って 干しておき…

晩秋

自由律俳句「つぶやき」 今朝も 野は霧 だれもおらへん ストック突いたら 歩けますよ 久保田の村まで 種をまくの遅れました なんと日は短いね 干し柿 食べてみたら もう甘かった どんどん暗くなる 短くなる 寒くなる それにしても 賢治は早く逝ってしまった …

畑の野菜

今朝5時から、涼しいうちに久保田の畑のジャガイモ掘りだ。 昨日は夕方4時ごろから6時ごろまで、日差しが和らいだ時に畑に行った。5月の脊柱管狭窄症以来、この畑に来れなかったから、草がひどい。ジャガイモ畑なのか草畑なのか、分からないほど、草ぼう…

自転車パンク修理

自転車の後輪が、空気を入れてもすぐにペチャンコになる。どうもパンクしているようだ。どうしたもんだろう。自分で修理してみるか。けれどガタガタのわが左脚、痛んで力が入らない。自転車が使えなかったら困るなあ。 親しくしているご近所のオーさんに言う…

子ギツネコンコン

我が家の前は、道路を隔てて秀武さんの水田。 昨日、秀武さんに玄米を頼んで、配達してもらった。 「いやあ、まいりましたよ。脊柱管狭窄症になって、痛くて痛くてi 「私も以前、狭窄症になりましたよ。」 「こうして体を前に丸めて、しゃがむと楽になるね。…

体の故障

左ひざを傷めてから、歩くときに痛みが走る。椅子に座っていて、立ち上がる時、キリキリと痛い。家の中で移動するときも、 「あいたたた」 と悲鳴を上げたりする。 ひざの故障原因は、何年か前、蝶が岳からぼんぼんとばして下って来たためと思ったり、ランと…

百人一首

明けましておめでとうございます。 息子の家族と共に、新年を迎えました。 子どもたちはエネルギーのかたまりです。 恒例の、百人一首を楽しみました。負けん気の強い、孫の末娘は、叫び声をあげ、闘志むき出しでした。 じいじは、読み札を高らかに読みまし…

黒豆を炒る

まだ少し豆の選別が残っていた。 枝の一部、カラのさや、さやに納まったままの豆、 それらがごっちゃになっている。 そこから黒豆だけを取り出す最後の作業。 風があれば、風に飛ばすのだが。風がない。 ブルーシートに残っていた混然としているそれらから、…

リキも死んだ

枯れた黒豆の株を、竹刀でパンパンたたいていた。 サヤから、黒豆がパラパラと出てくる。 今は亡き、木村重起さんが、旧制中学時代に使っていた竹刀。持ち手に巻かれた皮には、名前がまだはっきりと残っている。 21年前、奈良の御所市、金剛山の麓の名柄の村…

昨日は烈しい雷雨だった。雨を予測して、黒豆を全部蒔ききった。一週間ほど前、最初に蒔いたのはもう芽が出始めている。すごいね、生命は。 モロッコインゲンは蔓を伸ばし始めた。背よりも高く伸びるから、古竹の支柱を立てた。キュウリもトマトも、支柱を立…

ベンチは文化だ

今朝は日の出前にランを連れて家を出た。4時ごろかな。よく晴れている。 満月から少し欠けた月が、西の空に残っていた。その月の位置に驚いた。なんと南南西の低い位置に月がある。仰角30度ぐらいか。今の季節の月はこんなに低く南の空を回っていくのか、…

初夏

カッコウが鳴きだした。ユーラシア大陸の中南部、アフリカで繁殖して、日本に来るとか。長い旅、ごくろうさん。 カッコウの鳴き声は余韻がこもる。遠くまで聞こえる。 白樺の新緑の一部、葉の色に勢いがない。観察するともうアリマキがついている。今のとこ…

今こそ ステイ ネイチャー

この十日ほどで、ヤマボウシの木もヒメシャラの木も、枝々からふきだした新芽がみるみる大きくなり、完全な葉になって木をおおった。ハナミズキは、花と葉で満たされた。 一本の木に芽吹いた葉の枚数を数えることは難しいが、おおよそ数千枚はある。大きな木…

ベルリンのもったいない精神

小川糸が「針と糸」というエッセイ集を出している。そのなかに、「ベルリンのもったいない精神」という短編がある。 「ベルリンでは、まだ使えるものをゴミとして処分することはありえない。自分にとっては不要になったものでも、誰か他の人にとっては使える…

冬来る

今日も深い霧だ。霜も降りている。気温一度。ここ数日、朝霧がたちこめ、午前中続く。 昨日、一日かかって、剪定ばさみで黒豆の根本を切り、全株を収穫してきた。すべて手作業で一切機械を使わないから、時間もかかるし、腰も痛い。 天気のいい日に、広げて…

夕立

脚立に上がって、茶色く色づいたナツメの実を採る。 去年はナツメのジャムをつくった。 今年は、そのままデザートに食べている。 少しリンゴのような味がして、おいしい。 たくさん採れれば、今年もジャムにしよう。 ポツリ、ポツリ、 雨だ。西の山が雲に隠…

カンテキ

自家製トマトソースは実にうまい。それで毎年妻が地這いトマトを長時間煮込んで作っている。トマトは僕が作り、ソースは妻が作る。 今年もソースづくりを始めた。ところが今年、トマトの出来が悪い。成長が良くなかった上に、天候不順がたたった。収穫に行く…

エアコン

お盆の前、日中の気温があまりに高くて、36度を超えていたから、以前奈良に住んでいたときに少しばかり使っていたエアコン(それは外して持ってきて物置に仕舞っていた)を取り出し、これを再び使用できないかと、町の職人さんにみてもらった。 職人さんいわ…

道で出会う人とのあいさつ、 「よく降りますね。」 「ほんとにもう、こまります」 「トマトも大きくならないですね。」 「ほんと、ほんと」 「キウリは小さく曲がって」 「このまま、こんなんで、秋になるんですかね。」 ムクゲが咲いている。白花も、紅花も…

草引きの草の処分

居住区のごみステーションに燃えるごみ1袋を自転車で持って行った。朝の7時前、すでにごみの入った袋が30ほど出ている。8時までに、これが100袋を超える量になる。 そのなかに、刈り取った草の詰められた袋が5袋あった。 「またかあ、この前も出て…

愛車

僕の乗っている車は、三菱の軽の荷物車で、十年前に中古車で買ったものだ。印刷屋さんが十年ほど仕事で使っていたもので、結構使い込んであったからタイヤはかなり擦り減っていた。整備費やら何やら全部入れて20万円だった。運転席と助手席の後ろに、二人…

はてなブログに切り替えました

一月末に突然「はてなダイアリー」がストップし、記事が書けなくなった。ヘルプで調べたら、二月末までに切り替えしなかったら、終わりになるという。さあて困った。ぼくはこういう技術に弱い。息子に相談すると、急いで「はてなブログ」に切り替えようとい…

年賀状

大阪の兄から電話があった。 「森君から、電話があったで。年賀状が今年は来なかったから、なんかあったんですか、そう言うてたで。」 こちらに電話してきたらいいのに、電話番号が分からんかったかいな。森君に電話した。 「兄のところに電話してくれたそう…

 バラのアーチ

8年前の、田植え前のバラのアーチ 古代に、葛城の道が通っていた大和の村を去る時、ご近所の松田さんが餞別に白バラの苗木を下さった。背戸の畑の奥に住む植木屋さんは、モッコウバラの苗木を下さった。二本のバラを、引っ越してきた安曇野の中古の家の入口…

 マミの死

窓の外に一匹のクモが巣をはって、風が吹くとユラユラ揺れている。前脚の二本がすごく長い。巣を移動するのに役立つからだろうか。 餌になる虫が巣にかかることはめったにない。それでもクモは定点に巣を張って、虫がかかるのを待っている。ひたすら待ってい…

 キツネの疾駆

ランをつれた朝夕の散策で、この冬に入って二回キツネの疾駆するのを見た。日の出前は西の山の方へキツネは跳び、夕暮れは山の方から疾駆してきて不耕作地の草むらに消える。この不耕作地にねぐらがあるにちがいない。圃場整備の工事前には、もっと下の不耕…