樹木葬自然公園&子どもの森

日本古代の散骨とヨーロッパの樹木葬

万葉集のなかに、散骨に関係した歌がある。 巻7、1404の歌 鏡なす我が見し君を 阿婆の野の花たちばなの 玉と拾いつ (鏡のような、私が親しくした君の骨を、阿婆の野の花たちばなの玉のように拾った。) 巻7、1405の歌 秋津野を人のかくれば 朝まきし君が…

 長野県および各市町村自治体に、このプロジェクトを提案します <4>

提案書つづき 実現に向けて この構想は、2010年から長野県安曇野市内のいくつかの集会や研究会で発表してきました。アイデアを理解してくださった人たちからは、数々の賛成の意見をいただいています。 こんな方がいらっしゃいました。 「以前私は思いもかけ…

 長野県および各市町村自治体に、このプロジェクトを提案します <3>

提案書つづき 自然葬・樹木葬の歴史 1991年10月、「葬送の自由をすすめる会」による最初の自然葬が相模灘で行なわれました。その前年の法務省による「葬送の祭祀で、節度をもって葬法のひとつとして行なわれる限り問題ではない」とする見解にもとづくもので…

 長野県および各市町村自治体に、このプロジェクトを提案します <2>

提案書つづき 【子どもの森ゾーンの構想】 このプロジェクトは同時に、「子どもの森づくり」でもあります。「樹木葬園ゾーン」に隣り合って「子どもの森ゾーン」がつくられ、そこには、水辺、草地、林地があり、鳥類、昆虫、爬虫類など自然界の小動物が生息…

 長野県および各市町村自治体に、このプロジェクトを提案します <1>

提案書「信州に『樹木葬自然公園&子どもの森』を」! 初めに 詩人の三好達治は、 願はくば わがおくつきに 植ゑたまへ 梨の木 幾株 春はその白き花さき 秋はその甘き実みのる 下かげに眠れる人の あはれなる命は問ふな‥‥‥ 願わくば、わたしの永眠するところ…

 美しい森に還り、森をつくる

3年前、「安曇野に樹木葬自然公園&子どもの森を!」というプロジェクトの構想を練り、いろいろな市民の集まりや研究会で理念と構想を提唱してきたが、賛同する人は多いけれどもその企画実現に向けて活動する発起人集団や組織を生みだすには至らず、この構…

 「樹木葬自然公園と子どもの森」構想実現に向けて<自然葬の実践例>

「自然葬ハンドブック」を取り寄せ、読んだ。そのなかに、遺灰を海や大地に撒いた人の名が載っていた。タゴール、ガンディー、ネール、周恩来、�殀小平、アインシュタイン、エンゲルス、ケインズ、ジャン・ギャバン、ライシャワーなど、宇宙自然界に帰ってい…

 安曇野に樹木葬自然公園と子どもの森を! 命のバトン、心のバトンを未来につなぐ<2>

今朝の新聞に、「いじめ楽しむ心の底 考えて」というタイトルでこんな投書が載っていた。書いた人は57歳の看護師、女性。「いじめをした生徒が『遊びだった』というのは、いじめた子と同じ立場で遊んだという意ではなく、今度はどういじめようか仲間と策を練…

 安曇野に樹木葬自然公園と子どもの森を! 命のバトン、心のバトンを未来につなぐ

「ちょっと相談したいことがあるんですが、今からどうですか」 「いいよ、いいよ、こっちへ来とくれ」 車をとばしたら、すぐ着いた。アキヒサさんは仕事場にいた。サツマイモがごろごろ床に並べられている所に、椅子が二つあった。 「相談ってなんかね」 そ…