2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 福島・南相馬の子どもたちが来る

8月1日、福島県の南相馬から、子どもたちが安曇野にやってくる。 安曇野市社会福祉協議会が受け入れるキャンプだ。 その準備が続いており、昨日はキャンプファイアーの企画を立てた。 地元の豊科高校と南農高校ボランティアクラブの生徒7人がキャンプファ…

 新聞記事の主観と客観

]「みなさんは、新聞を読みますか。」 生徒たちに質問してみると、読まないという生徒がぱらぱらと手を挙げた。 「新聞やテレビ、インターネットのニュースで、みなさんは情報を得ていますね。そのニュースは事実を伝えているものでしょうか。昨日の新聞で検…

 『国連軍縮会議IN松本』 記念講演と平和祈念コンサート

志を持って実現に動く人がいて、歴史の歯車が回る。 安曇野市の隣、松本市で、国連の国際会議が開かれる。 期間は7月27日から29日まで、テーマは「核兵器のない世界に向けた緊急の共同行動」。 この会議にともなって企画された催しは、市主催のもの、市…

  枕草子「森は」

「雷三日」、そのとおりの三日間だった。入道雲は絶大な威力を発揮すべく、宇宙を背にして東の空高々と威嚇し、雷鳴がとどろいた。 枕草子の中に、一つの主題で、おもしろいもの、風情のあるものを並べ立てる文章がある。「づくしもの」である。 「木は桂。…

ヘクソカズラなんて名前をつけられて、そんなに臭いかね。今朝、公園の掃除、草とり、住民たちが総出で一時間汗をかいた。ヘクソカズラが生垣をおおっていて、それを鎌で取り去る。どかどか汗が滴り落ちた。 万水川がNHKの朝ドラ「おひさま」によく登場す…

 松本治一郎と松本龍

震災復興の大臣に任命されながら、とんでもない発言で辞任した松本龍が、実は松本治一郎の養孫だったいう新聞記事を読んで、 思わず「えーっ」と叫んでしまった。 そうだったのか。 松本治一郎は、『不可侵 不可被侵(侵すべからず、侵さるべからず)』を信…

昭和18年、戦時の槍ヶ岳登頂

日本野鳥の会の創始者であり詩人であった中西悟堂は、前年に続く昭和18年(1943年)7月には烏帽子岳から槍ヶ岳を経て大滝山まで縦走している。 戦況は悪化の一途をたどり、日本は次第に追いこまれていた。 昭和17年4月、米軍機は、京浜、名古屋、四日市、神…

 シジュウカラの死

朝、食事をしていたら、ゴトンと軽く何かがガラス窓にぶつかる音がした。 「また、小鳥。」 「小鳥がぶつかった?」 「これで三回目ね。」 「なんで、ぶつかるんやろ。ヤマボウシの樹が大きくなって、それがガラスに映って、こっちにも樹があると思うんかな…