2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ニホンオオカミのこと

八木博さんからコメントで、台高山脈で体験したことをもっと知りたいということでした。 返事を書きましたが、 以前、このブログの「山の学校 森の学校」にも次のように書いたことがあります。 △ △ △ 矢田中学校登山部で、台高山脈の高見山から国見山まで縦…

 返送されてきた手紙

ベトナム旅行中の高さんからベトナムの写真を載せた年賀状が届いたのは1月半ばだった。 高さんは上海市の会社に勤めていたから、そちらの住所に返書を送った。 信州の絵を同封しようと思って、懐かしい日本の田舎の原風景を描いた原田泰治の絵葉書を入れた…

 日本の民舞をもっと子どもたちに

「自分と『みかぐら』の出会いは自分としては決していい出会いとは言えないと思っている。 何故か。それはここ少年院で会ったから。もっとちがう所で出会いたかった。本当なら、たてまえで、いい印象だけを書けばいいものを、でもこの『みかぐら』だけは、ほ…

巡礼の道  歩く文化

病院の5階の端に、患者やお見舞いに来た人たちが面会したり談話したりする部屋がある。 その部屋の本箱に、漫画や週刊誌などが十数冊置いてあった。 積み上げられた本のいちばん下に、写真集のような大版の分厚い本があり、これはいったい何だろうと、引っ…

 ヒポクラテスの樹  

――入院・手術・療友―― ヒポクラテスの樹 9日に入院し、10日に喉の中のできものを摘出するという急ピッチでしたが、 安心してお任せした最上先生の確かな腕で手術もうまくいき、全身麻酔から覚めた翌日の11日にはもう院内を歩き回り、 廊下の端から雪の…

 美しい景観とは

昨年秋、市の景観審議会委員の公募が行なわれたので、安曇野の環境と景観への想いがあったぼくは、応募動機と小論文を添えて委員に応募したがかなわなかった。 半世紀の人生のなかで醸成されてきた環境と景観へのぼくの意識をベースにして、安曇野を観察し、…

 訃報

家内が切り取った人参のヘタの部分を水に浸けていたら、かわいい芽が出てきて、杯にいれている。窓から入ってくる冬の日差しを受けて、人参君が美しい。 『年輪』(大阪府教職員互助組合 退職会員の広報紙)がおくられきた。 冊子の最後のほうに、「ご冥福を…

 とうとう手術となった

医師は女医さんだった。 「自覚症状が出てきたのは一年ほど前ぐらいですか。どんな症状でしたか。」 「食べたのを飲み込むときの抵抗感と、咳払いがときどき出るのと。」 それで町の医者に診てもらうと、できものができている、手術したほうがいいと、病院を…

 三九郎 <3>

その名前の由来 今朝の雪 豊科の太極拳の会で、「三九郎の名前の由来が分からないですねえ。」と話していたら、 会員の武居さんが、資料を持ってきてくださった。 その話は、相馬黒光の話とは異なるものだった。 ▽ ▽ ▽「『どんど焼き』『左義長』と呼ばれる…