体の故障

 

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 左ひざを傷めてから、歩くときに痛みが走る。椅子に座っていて、立ち上がる時、キリキリと痛い。家の中で移動するときも、

 「あいたたた」

と悲鳴を上げたりする。

 ひざの故障原因は、何年か前、蝶が岳からぼんぼんとばして下って来たためと思ったり、ランと散歩していた時、川上さんの連れている犬と出会い、そのとき跳びはねたランの体がぼくの膝に衝突したのが原因と思ったり、果たしてどちらが原因なのか分からない。

 それから、今は息子の贈ってくれた両手ストックで歩行している。

 ここ数日、夕方散歩では4000歩あるく。脚がO脚になっているために左ひざが痛む。だから、左脚を内側に体重が乗るようにして歩くようにしている。これは息子の送ってくれた、膝の痛みを治す本の治療法にあった。その本では、「痛む方の脚の小指を上げて歩く」と書いてあったから、そうしようとやってみるが、難しい。小指側を上げるのが難しい。それじゃあ、足の親指側からカカトまでで地面を踏むように歩くといいかもしれないと、やってみると、「小指上げ」になっている感じを得た。歩いていくとO脚矯正の実感がある。

 ウォーキングしていると、後ろから歩いてきた人が、その人もかなりの年齢の人だったが、

 「かかとで、歩くんですよ。」

と実演して見せてくれた。かかとを下ろして歩くのは私もやっている。問題は、O脚の矯正でして‥‥。

 おじさんは、とっとと先を歩いて行った。

 

 かあちゃんが、雪の上で転んで、右腕を骨折し、ギブスをしたから、右腕が使えない。たちまち、工夫、工夫の連続になった。

 食事の準備、包丁は使えないから、わたくしがやります。洗濯もの、わたしが干します‥‥。なんでもやりますよ、言ってね、ハッハッハ、膝は痛いけどね。