2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

広報あづみの

安曇野市が発行する「広報あづみの」、今月号の記事は久しぶりに読ませるものだった。 記事は、安曇野に生息する貴重種のオオルリシジミという蝶を保護するために食草のクララを植え、穂高西小学校の子どもたちが取り組んでいる話だ。 その次に「安曇野の木…

郷に入れば‥‥

「郷に入れば郷に従え」 そうではあるけれども。 居住区の鎮守は、諏訪神社。 昨日は、地区の公民館で、自治会費である区費の納入と、神社費の納入の日だった。 ここに住んで15年余、「郷に入れば郷に従え」で、五、六年ほどは神社費を納入してきた。 移住…

いい人に出会った 

今朝、やっと晴れた。360度、野に立って見渡す。常念山脈の雪は完全に消えた。 まっすぐ常念に向かって農道を登る。水路の水は濁ったまま。 ベンチの置き場所、最適なところはどこか。一応五か所、第一ベンチから第五ベンチまで、距離を置いて設置する。…

ガルシーア・ロルカ 「さらば」

「さらば」という詩がある。ガルシーア・ロルカという名のスペイン人の詩。 さらば ぼくが死ぬとしたら バルコンはあけといてくれ。 子どもがオレンジを食べている。 バルコンからそれが見える。 農夫が麦を刈っている。 バルコンからそれが聞こえる。 ぼく…

日本語教室再開

4か月もコロナウイルスのために休みになっていた日本語教室を昨日再開した。 午後6時半から、七人のスタッフと二人の市の係員とで会議を開き、今後の方針とこれまでの状況を話し合った。 公民館の部屋は、エアコンは使わず、窓もドアも開け、風を通す。全…

兜太、イーさん

霧の村石を投(ほう)らば父母散らん 金子兜太 今は亡き兜太の句、霧の村は彼の故郷の秩父。 彼は、戦時中南方戦線に送られ、昭和二十年トラック島で飢餓状態のなか敗戦を迎え、米軍の捕虜になって生きのびた。兜太は戦後、前衛俳句を詠み、戦を憎み、戦争に…