2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

百年前 スペイン風邪のもたらしたもの

へえー、そういうことがあったのか。知らなかったなあ。 今、コロナウイルスの肺炎が世界的な脅威になってきているが、過去には、世界の歴史を変えるような流行性の風邪が猛威をふるい、それが、世界大戦を引き起こす原因にも関係していたのではなかったかと…

ヘルマン・ヘッセの訴え

ドイツ人のヘルマン・ヘッセは、第一次世界大戦のとき、スイスに住んでいた。戦争が始まり、ヘッセはこの戦争は不可避だと思い、自分も志願兵になろうとした。だが強度の近眼であったから、兵士になれなかった。 ヘッセの考えが変わったのは、ドイツが中立国…

生命の不思議

道端の霜柱は、丈が5センチほどもある。畑に行くと、玉ねぎの苗は、かなりよく育っていて、霜柱によって土から掘り出されるという苗は、1月の土抑えで防ぐことができている。ニンニクも大丈夫だ。 何も作っていない畝は秋に黒豆を収穫した畝だ。その天地返…

ディン君の話

今日午後2時から5時まで、ディン君に日本語を教えた。彼、自転車で、雨にぬれてやってきたが、薪ストーブの火が暖かく、すぐに服が乾いた。 彼は昨年暮れに二級の日本語検定試験を受けた。だが合格しなかった。無理もない。残業続きの技能実習生だから、勉…

ムクドリ

秀さんとこから、コメの収穫後に出た米ぬかをもらってきて、動物性の台所食材の廃棄物を堆肥化するのに使っている。木箱のなかに、もみ殻燻炭とピートモスを混ぜて入れ、そこへ卵の殻や煮干しの煮だしたのや、魚のあらなどを投入してかき回し、ときどき米ぬ…

車優先社会の実態

今日は看板を作った。 風が冷たくて、凍えそうだが、ギコギコ木を切って看板を作り、文字を書いて、支柱に打ち付けた。 それを立てるところは、家の前の交差点の角、 看板の文章は、 「この先、生活路です。 事故が5件、起きています。 ゆっくり行ってくだ…

ヒマワリの種

去年、孫が送ってくれたヒマワリの種、 庭に蒔いて伸びた六本の芽は、 あれよあれよ、三メートル近くになり、 その花がまたでかくて、直径三十センチほどあった。 でかくなれば、風当たりも強い。 強風が吹くたびに、花の重さは幹を傾がせ、 花が実になると…

震災地に学ぶ修学旅行

ぼくはこの提案に賛同する。池澤夏樹の提案である。(2月5日 朝日新聞) それは去年の十一月に仙台市のシンポジウムで、池澤が提示した修学旅行のプランだ。 南海トラフの巨大地震が近未来に起こると予想されている。起きれば恐ろしい結果を引き起こすことも…

山のこと海に伝へよ雪解川

ランを連れて朝のウォーキングに出かけようとしたら、妻が奥から顔を出して、 「山のこと海に伝へよ雪解川(ゆきげがわ)」 と、テレビで放送されていた俳句を朗誦した。ちょうど今、NHK俳壇に取り上げられていた俳句よ、と言う。印象深かったから、ぼくに伝…