2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

早春賦まつり

3世代の「早春賦」合唱隊 インディアンハープの演奏 わさび畑 ワンちゃんも日傘をさして 今日は早春賦まつりでした。 去年は仕事で行けなかったから、 今年は行ってみよう、 ずいぶん前から決めていたことでした。 遅い春を待ちわびる名曲「早春賦」は、安…

 タカオ君の結婚パーティ

農民タカオ君の、結婚披露祝賀会に参加できなかったことは残念至極。 ぼくの入院中、4月12日にそれが行なわれた。 地元の公民館を借りて行なわれたから、今時珍しいニュースだと地元のタウン情報紙が取材し報道したらしい。 ぼくは、参加できなかったから…

 夢を描き、夢を追う

上「のぼり旗」、下「荻原碌山の作・『労働者』」 ランといつも散歩するコースの途中に、大きな旧家がある。 その家の庭にはすでに枯れてしまってはいるが樹齢数百年にはなると思われるケヤキの巨樹が幹を残していて、 最近その庭先に端午の節句の「のぼり旗…

 碌山美術館開館50周年

碌山忌の記念コンサートに行ってきた 美術館本館 碌山忌の暖簾 明治時代に作られたオルガンの演奏 枕木で作られたグズベリーハウス 三浦久さんのフォークソング演奏 グズベリーハウスの室内から 桂聡子さんのフルート演奏 22日は「碌山忌」で「碌山美術館…

  桜と雪山

お隣のOさんが朝から絵を描き始めました。 朝日に輝く常念岳と横通岳と桜。この山々の向こうに、穂高連峰と槍ヶ岳があります。 桜並木の隣にあるブドウ畑の剪定は終わりました。 農業用水路の水のうえを、桜の「花筏」が流れていきます。 農業高校の農場に…

[山] 南チロル、山の礼拝堂

2004年に79歳で亡くなった、作家でありドイツ文学者であった中野孝次が、 「チロルの墓碑銘」という小文を書いていて、それを読んだとき、いろいろ考えることがあった。 南チロル(オーストリアとイタリアが接する辺り)を愛した若き日の中野は、青空…

 伊東静雄「燕」

ああ いまこの国に 至り着きし 最初の燕ぞ 鳴く 山にはまだ雪が残っているのに、今年のツバメが病院の軒先に巣づくりを始めていた。 田んぼから泥をくわえて飛んできて、お椀の形に泥を積み重ね、 だからツバメはこんなふうに鳴いているのだと、 昔の人たち…

 前立腺切除 (3)

育てる ・ 育つ 4月に就職してきた人なのか、若い看護師さんが先輩看護師とペアになって病室にやってきた。 点滴の注射針を射す場所を見つけるのも、射し方も、たぶん実習で教えてもらっていることだろうが、 実際に患者を目の前にして初めて行なうとなると…

 前立腺切除 (2) 

入院生活 ヒポクラテスの木 手術が終わって、その日の夕方ごろに麻酔も切れた。 村田医師が来て、状態を訊いてくれた。尿道に挿入したカテーテルは尿袋につながっていて、 出血混じりの赤い液体がたまっていく。 「色はきれいですよ。水の中に数滴の血液を落…

 前立腺切除 (1)

手術 8日間の入院治療が終わって、今日安曇野赤十字病院を退院した。 排尿障害が出てきてもう何年にもなる。膀胱から出てくる尿道が前立腺の肥大によって圧迫され、 おしっこがうまく流れない。最終的な解決策は前立腺切除手術、とうとうそれをした。 4月…

  春、若者たちの新たな飛躍

おぐら山農場のアキオ君が、農業倉庫2階を建てている。 土壁を塗るからということで、少しばかり手伝いに行ってきた。 今時土壁を塗るというのはめずらしい。 広がるリンゴ畑にぽつんと建つ小さな農家、そこは年老いたおばあさんがひとり住んでいたのだが、…

安曇野、コウタロウ君の旅

コウタロウ君がやってきた。 加美中時代の教え子で、いまは郵便局に勤めながら好きな映画や歌に出会うと熱烈なファンになって追っかけている。 最近は石垣島出身の「やなわらばー」にほれこんで、この冬にCDやらDVDを贈ってきてくれた。 4日間の年次休…

[日本社会] 危険な兆候

在日中国人リ・イン監督によるドキュメンタリー映画「靖国」の上映を、右翼の妨害を恐れて中止する決定をした映画館をめぐって、危惧の念が表明されている報道を読んで、その危惧の念の表明にも、微妙な心理が表れているのを感じる。 政府の町村官房長官 「…