安曇野・写真集

家と樹が調和する、うるわしさ

家の周りに屋根を超す樹木があると、景色に潤いが生まれる。建物が裸にならず、木々に守られているこのような景観が、道行く人の心を和ませる。 古くからこの地に住んでいる人の家。養蚕農家だった。その家は今も使われている。高木が調和する。家の二階で蚕…

 常念燦爛

レンゲを植えよう、レンゲを復活させようというプロジェクトが斎藤農園の彰久さんたち農家と市民有志で行なわれてきた。今はレンゲの花の一面に咲く田んぼは見られなくなっている。ここもちょっと寂しいレンゲ畑だ。 道祖神桜が開花した。朝早くから写真を撮…

ヘクソカズラなんて名前をつけられて、そんなに臭いかね。今朝、公園の掃除、草とり、住民たちが総出で一時間汗をかいた。ヘクソカズラが生垣をおおっていて、それを鎌で取り去る。どかどか汗が滴り落ちた。 万水川がNHKの朝ドラ「おひさま」によく登場す…

 碌山忌

今日、4月22日は碌山忌だった。1910年、荻原碌山は、30歳の若さで、この世を去った。碌山美術館は、今日は入館無料で、館内でコンサートなどの催しがある。 朝の美術館には、まだ人影が少なく、山桜の花としゃくなげの花がひっそりと咲いて、塔のある、レン…

 冬

子どもたちの火祭りは「三九郎」 雪の鹿島槍が岳、爺が岳。 ブナだろうか、この木は。幹の白っぽいまだら模様はブナそのもの。枯葉が冬も残るのはどうなんだろう。 アマガエルが竹ぼうきで死んでいた。 工房も雪。木の壁はぴったしだな。 雪の野に立つ一本の…

 安曇野、秋

農業高校の文化祭に牛がいた 土蔵にはシンプルな美がある 木に残る柿の実 山晴る。建物の狭間から眺める蝶ガ岳は高い。 早朝の桜落葉 青空のリンゴ 日の出の霜野と常念岳

 開拓者によって拓かれた地 

タンポポの花が田んぼの畔に咲き、綿毛になったのは風に吹かれて種を飛ばしている。日本にはタンポポ十種類ほどあるらしい。カンサイタンポポとカントウタンポポもある。日本古来のタンポポに、今は西洋タンポポが広がっている。 麦の穂もにょきにょき。これ…

 みどりの日、アルプス公園は「早春賦音楽祭」

アルプホルンがアルプスの森に響いた 地元の中学校のコ−ラス優秀賞の発表に続いて「大地讃頌合唱団」が歌った。当日その場で飛び入りしてきた青年数人がいた。中学校時代に習っていた人たちだろう。一緒に歌おうとする、その心意気が頼もしい。合唱は迫力あ…

 山晴れ、田水入る

 穂高駅前の像

穂高の駅前広場に立つ銅像。 それは父と子の、登高の像だ。 アルプスにむかって、岩場の上に二人は立つ。男の子は、両手を口に当て、ヤッホーを叫んでいる。 がっしりと、たくましい父は、右腕にザイルを持っている。 胸を張った父は、遠くの山並みを見つめ…

晩秋から初冬へ

朝日に輝く鹿島槍岳から白馬岳。 烏川大橋を渡って北側から山に入る一の沢の道を登っていくと、烏川渓谷の森がある。 散策路が通じていて、こんなところがあったのかと来てみて、感心した。 落葉松の黄葉は風が吹けば音もなく吹雪のように舞い落ちてくる。 …

 早春賦音楽祭INアルプス公園

5月4日、国営アルプスあづみの公園で、「早春賦まつりとコンサート」につづく「早春賦音楽祭」が開かれた。 快晴、初夏の暖かさというより暑さ、日ざしが強く、野外の音楽祭は早春賦とはおよそかけ離れたものだったが、一連の行事は、まだこの後5月25日…

 田に水入る

一枚の田をキャンバスに芝桜 代田かくエンジン音の遠ざかり 麦の穂や社に畜魂碑を建てり タンポポは踏まれてもまた咲いており 田植え終え憲法記念日晴れ渡る

  桜と雪山

お隣のOさんが朝から絵を描き始めました。 朝日に輝く常念岳と横通岳と桜。この山々の向こうに、穂高連峰と槍ヶ岳があります。 桜並木の隣にあるブドウ畑の剪定は終わりました。 農業用水路の水のうえを、桜の「花筏」が流れていきます。 農業高校の農場に…

 上高地・涸沢・穂高 

穂高、夜明け 朝日に染まる奥穂高モルゲンロート 稜線の鞍部に奥穂高の山小屋がある 紺碧の空、奥穂高頂上 前穂高岳 北尾根 北穂沢から北穂高岳 北穂高と槍ヶ岳の間にある南岳 上高地から梓川と前穂高岳 ナナカマドの実

 夏の朝

午前4時40分、東の空が見事な茜色に染まっている。 色は刻々変化して、最もはなやかな神秘の天空は瞬く間に過ぎ去っていった。 穂高の田園地帯を山に向かって歩く。カメラが捉える映像も最高時点から少しずれてしまう。 1 水をはった休耕田 2 桑の古木 …

  2006秋

無言館・上高地・安曇野 [:] 無言館 戦没画学生の記念館[:] 上高地・落葉松 [:] りんご [:] 虹 [:] 常念岳 [:] 愛犬・ラン

 安曇野

初めての写真 写真を取り入れたいと、デジタルカメラを買ってきました。 スーパーで先着十台、格安を買いました。 ほんまに操作はややこしい。 赤ちゃんが生まれて帰ってきた息子に教えてもらっての操作です。 さて、できばえは? 常念岳の雲間から、「天使…