2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

 農業に就く若者

行動に移す 文書を持って、市役所へ行った。 地域課とまず相談、 「要するに、若者の就農者が、住宅などで困難な状態にあることに対して、行政がどう支援していくか‥‥」、 文書を渡して説明する。 文書を読んだ二人の若い職員は、 「この方は、確か『若い農…

 安曇野の若き農民

倉庫の2階に住む この夏、孝夫君は倉庫の2階に引越しをした。 これまで家主の好意で借りて住んでいた住宅から、出てほしいと言われ、 次の住処を探したが、 これまでのような低家賃の借家は見つからない。 結局、倉庫の2階に作られた部屋を、 一人暮らし…

「日本社会」 テロ特措法

ペシャワール会とテロ特措法 昨日、ペシャワール会のことを書いたら、 コメントに、ミチさんが同会入会のことを書いてこられた。 ペシャワール会は、どう考えているのだろう。 今の日本政府の 「日本とアメリカとの強固な同盟関係を崩すことはできない。テロ…

 「こんにちは」

「アッサラーム アレイクム」 「アッサラーム アレイクム」 アフガニスタンの「こんにちは」 「あなたのうえに、平安を」 という意味だそうな。 手と手をとりあって、 「アッサラーム アレイクム」 肩と肩とを抱き合って、 「アッサラーム アレイクム」 右頬…

 山尾三省の死と小田実の死

一粒の麦 安曇野に移る前、ぼくは奈良の御所に住んでいた。 金剛山の麓にある古い村の、空き家になって25年になる築70余年の民家を借りて移り住んだのは2001年。 フリースクールをつくりたいが何もない、何かやれるところをと、とりあえず移住したの…

 「関口知宏の中国鉄道大紀行」

昼寝を中止して番組を見てしまった 17日、「敬老の日」の午後、NHKで「関口知宏の中国鉄道大紀行」をやっていた。 昼寝をするよりこれを見るほうがおもしろい、とその日は昼寝なし。 今年4月から約2ヵ月は、チベットのラサから西安まで、1万7千キロ…

  『地球宿』オープン

人がいて、人が集まる 9月15日、望三郎君夫妻が『地球宿』をオープンした。 場所は安曇野市三郷、山に近いところ。 出会いと体験の旅宿、 農業や田舎暮らしが体験できる、ホームステイスタイルの民宿。 訪れる人を仲間として迎え入れるホスピタリティの宿…

  日本の医療

キューバは貧しいが医療は先進国 JR大糸線は、信濃大町と日本海に面する糸魚川を結ぶ線。 鉄道のなかった時代は、糸魚川から大町まで塩を運んだ「塩の道」が通っていた。 その糸魚川市の姫川病院が倒産し、閉鎖された。 慶応大学教授の金子勝氏が現地を訪れ…

 カラスの知恵

クルミとカラス 稲の黄金色と蕎麦の花の白、安曇野は収穫の秋が近づいています。 蕎麦の畑は、昨年より増えた感じです。 道に3羽のカラスが下りていました。 近づいていきますが、逃げません。 4,5メートルのところまで来てやっと飛び立ちました。 カラ…

 盗み食い

隠してもばれます 朝5時過ぎ、起きると、ランが階段を上がってきた。 様子がおかしい。 口を動かしている。 「何を食べているの?」 ランは、ばつが悪そうに顔をそむける。 何かやったな。 こっそり良くないことをしたときは、態度に現れる。分かっているん…

 時代と山

登山 戦前と戦後 時代区分というものは、人間の意識に影響を与えるもので、 たとえば、江戸時代のイメージと明治時代のイメージとは、がらりと異なり、 二つの時代は連続しているにもかかわらず、1867年でぷっつり切れて、社会も人間もごろりと変わって…

 学徒の想い

天国と地獄 『きけ、わだつみのこえ』のなかから、いくつかの遺書を選んで、 中学校の授業で取り上げ、何度か朗読したことがある。 青年教師の時代だった。 そのなかに、たぶん大学山岳部であったであろう学徒の手記があった。 2006・2・26のぼくのブ…

 教え子の結婚式

ヤスコの結婚 教え子のヤスコから、結婚するので披露宴に来て欲しいという連絡を受け、 特急「あずさ」に乗って、東京へ行ってきた。 六本木ヒルズ森のタワーの隣のホテルだった。 タワーの下に立って、上を見上げたら、くらくら目まいがした。 それは高さの…