2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 イチゴを摘んできて朝の食卓に

今年のイチゴの苗が、50株ぐらいになり、毎朝赤く熟れたのを摘むと、 小型のボールにいっぱいになる。 一昨年、数株の苗を買ってきて、植えた。 数株ではイチゴの実は少ししかとれず、ほんの数回食べただけで、食べたという満足感はなかった。 昨年伸びた…

 ネズミから始まった恐ろしい出来事

アルジェリアのオランの町、 194*年の四月十六日の朝、 医師ベルナール・リゥーは、診療室から出かけようとして、 階段口のまんなかで一匹の死んだネズミにつまづいた。 こんなところにどうしてネズミの死骸があるんだ、おかしなこともあるものだと思っ…

 のどの異常

このごろ、食べ物のなかでも水分の少ないものを食べると、 一口の塊が少し大きめだと、呑み込むときにのどにつまるようになることがある。 パン、ふかしいもなどは、のどを通過しにくくなっている。 だれでも高齢化すれば、体の機能がそうなるらしいから、 …

 『朝日ジャーナル』臨時号

安曇野の古い民家 1992年に廃刊になったはずの『朝日ジャーナル』の臨時号が突然出版されたのを知って、 これは読んでみたいと思った。 本屋に行ってたずねると、店員の女の子は、はじめて名前を聞いたようなけげんな表情。 そこでどういう雑誌かを説明した…

 モッコウバラとネコ

転居とともに大和の国からもってきて植えたモッコウバラが、たくさん黄色い花をつけて今盛りだ。 金剛山麓に住んでいたとき、背戸の畑に隣接していたUさんの奥さんがくださったもので、 今の季節、Uさんの庭のモッコウバラも見事なアーチを描いていている…

ハクセキレイがいなくなった

家の外側にある納屋の、 屋根下のすき間から出入りしていたハクセキレイの姿が見えなくなった。 巣づくりしていたのに、ぱたっと姿を見せなくなった。 卵を抱いているのかなと初めは思ったが、それにしては姿を見ない日がこう何日も続くとあやしくなってきた…

絶望の中での生きる力 <2>

美術学校から戦場に送られた戦没学徒の絵をあつめている美術館、『無言館』 大岡昇平の作品に、『俘虜記』という、体験に基づく記録小説があります。 大岡は第二次世界大戦のとき、召集されてフィリピン・ルソン島の南に位置するミンドロ島に送られました。 …

 絶望の中での生きる力 <1>

絶望的な状況にあって、 生きようとする力がどのように人に作用し、直面する死から人を生還せしめるか、 たくさんの記録が残されています。 それらを読むことは、今絶望的な状況に置かれている人や、 これからの自分の未来にまったく希望のもてない人にとっ…

 屋根張り、無事完了

棟上げがすんでから、また一人で工事をすすめている。 今日、難関の屋根張りを、なんとかやり終えることができた。 屋根材のガルバリウム鋼板の波板は、通販でとりよせたのだが、かなり格安だった。 カラートタンは、それより少し安いけれど、さびたりして長…

 セキレイが巣づくり

我が家の物置のなかに巣を作っているのはハクセキレイらしい。 セグロセキレイと、ハクセキレイの区別がこれまで厳密にできなかった。 ひじょうによく似ている。 顔の白と黒の色の部分が違うのだが、 それが微妙だ。 今回調べてみて、巣づくりはたぶんハクセ…

 小林多喜二の死を詠う四首

荻原碌山作「労働者」 小林多喜二の『蟹工船』が読まれているという。 今の時代、若い人たちがこの本を買って読むなんて考えられなかった。 プロレタリア文学は遠く過去のものになってしまっていたから。 小林多喜二が拷問によって虐殺されたのは、昭和八年…

 授業『人間の歴史』

安曇野、 麦畑の大麦の穂が一斉につんつん出ている。 麦茶用の六条麦がいちばん早く、穂がきれいに出そろっている。 小麦はまだ穂が出ていない。 稲田には水が入った。 カエルが鳴き始めている。 早い農家は、もうこの連休に田植えを済ませている。 五穀とい…

 山の雪形

爺が岳と鹿島槍岳 「常念坊の雪形が出てきましたね。」 秀さんが常念岳を見やりながら言う。 秀さんはゴールデンレトリバーのカイちゃんを連れて朝の散歩。 常念岳の東斜面に、常念坊が現れているというのだが、残雪の常念岳のどの部分を指しているのか、 雪…