2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

天然酵母パンが本格的な味になってきた

カレー入りパン パン・ド・カンパーニュ くるみとレーズン入りのライ麦パン ブラックベリージャム入りのパン この味とこの形、 一口前歯でかみちぎって食べたとき、 記憶がよみがえった。 この歯ごたえとパンの中のポテト、 どこかで、食べたぞ。 どこだろう…

 北本哲三『たたかい』

たたかい 希望を失うことは死ぬことに等しい このような場合 悲しんでばかりいたらどうなるだろう 惨禍を未然に防ぐためには 計画をしっかとたてねばならない 七月 太陽の恵みが照りそそぐべき月 その光を満身に浴びて作物の生長する月 朝、起き抜けに田んぼ…

『差別と日本人』と『「村山談話」とは何か』(3)

火の見やぐら 信義 話というのは時の流れに乗っかって通りすぎて消えていくものだから、 耳を傾けて聴かねば‥‥。 耳を傾けてもなおも、通りすぎていってしまう。 天体に向けられた望遠鏡をのぞくように、話のなかのある言葉の奥を探れば、 その奥には宇宙が…

虫たちとの会話

白樺の幹の白さよ 働く人の姿も見えない町工場の、古びたフェンスにツルバラがからんでいて、 元気のないピンクの小さな花が咲いていた。 一枝をもらってきて挿し木にしたら根づいて芽が伸びた。 それをガレージの前に植えたのだが、うどん粉病にかかって元…

 種まき

ソバの花と安曇野 ほうれん草の種を蒔いたところに、うっかり白菜の苗を移植しようとした。 あれ、おかしいな、 移植ゴテで白菜の植え穴を掘った土のなかに、 ほうれん草の種がある。 あ、そうだった。 ここにほうれん草を蒔いたんだった。 ほうれん草の種か…

 『差別と日本人』と『「村山談話」とは何か』<角川書店>(2)

誇り 野中広務は最後のほうで、こんなことを語っている。 「このごろもう疲れちゃってるんだ。 ほんとに、自分の出生問題の波及の大きさ、 日本の閉鎖性と、僕はずっと闘ってきた。 誰も手をつけなかった同和利権に関する税の問題などは、自分が政治家でいる…

 『差別と日本人』と『「村山談話」とは何か』<角川書店>(1)

差別 『差別と日本人』(野中広務・辛淑玉 <角川書店>)を読み、 今同じシリーズの『「村山談話」とは何か』(村山富市・佐高信)を読んでいる。 どちらも今年6月と8月に出版された新書。 自民党の国会議員にあって政府の重職にいた野中広務は、2003年、政…

 ダンボールコンポストを木箱コンポストに

新たにつくった木箱コンポスト ピーマン。堆肥は作物を輝かす。 生ゴミを堆肥に変える「ダンボールコンポスト」を我が家でやっているが、 これを「木箱コンポスト」に変えた。 「ダンボールコンポスト」は、簡単で便利で、効果があり、臭いもあまりしない。 …

 床工事の最中

工房兼学習室の外側が完了し、今床を作っている。 横殴りの雨風を完全に防ぐために、横はりした24センチ幅の杉の野地板に塗料を塗り、 窓のアルミサッシを全部入れ、板と板のすき間や、サッシと板との間をコーキングし、 雨どいを付け、 かくて屋根と外壁…

 言葉の魂が抜けていく

「国家戦略局」という言葉 ラン 民主党が新設する予定の「国家戦略局」という名称について意見が載っていた。 朝日の声欄、 91年の湾岸戦争のころ、その声の主は広告業界にいて、 広告戦略、販売戦略、マーケティング戦略など何にでも「戦略」を付けること…