冬来る

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 今日も深い霧だ。霜も降りている。気温一度。ここ数日、朝霧がたちこめ、午前中続く。

 昨日、一日かかって、剪定ばさみで黒豆の根本を切り、全株を収穫してきた。すべて手作業で一切機械を使わないから、時間もかかるし、腰も痛い。

 天気のいい日に、広げて干して、ぽんぽん竹刀で叩いて、豆を鞘から分離させる。これがまた一日がかりだ。

 苦労するが、この黒豆が一年中、炒り豆の黒酢づけにして朝の食卓に乗る。大スプーンに2杯、トマトやレタスなどの生野菜にかけて食べる。黒豆味噌にもなる。味噌作りは家内の仕事。

 気温が零度近くになって、夏からたくさんの実を提供してくれた大玉トマトもミニトマトも、まだ赤や黄色のみをつけていたのが、ポトポト落下している。ランがこれを、おやつにほしがる。野菜を食べる犬です。

 庭の白樺の葉がほぼ全部散った。ヒメシャラとハナミズキは紅葉、ヤマボウシは緑葉と紅葉が入り混じり、カラマツは黄緑色です。

 里山の紅葉は下まで下りてきた。

 冬眠する動物はいよいよ限界が来たぞ。最近動きを止めたものたち、ハチ、カマキリ、トンボ、アマガエル、越冬するか静かに命を終えるか。カマキリよ、もう卵を産んだか。

 ハックルベリーの実のジャムを鍋に半分ほどつくったが、まだ実が残っているから、もう半分つくる。ご近所の飯田さんがくれたナツメはジャムにした。今はこのナツメジャムを朝食の手作りカスピ海ヨーグルトに入れて食べている。

 野沢菜は勢いがいい。間引き菜を、圭くんとご近所さんに、もっていった。柔らかくておいしい。

 背丈が3メートル近くにまで伸びて、あきれはてた菊芋、もう掘らなかければなんな。どんな芋が入っているかな。

 秀さんのとこから米ぬかを4袋もらってきた。1袋で30キロほどの重さ。これは生ゴミの堆肥化につかう。ピートモスと籾殻くんたんを混ぜた発酵床にときどき米ぬかを入れて、発酵を促進する。熟成したら肥やしです。

 秀さんの奥さんが、渋柿をあげますと言ってくれたので、もらいにいこう。去年はどこからも渋柿をもらえなかったので、干し柿をつくれなかった。今年は少し干し柿をいくらか作れそうだ。