床工事の最中

 


工房兼学習室の外側が完了し、今床を作っている。
横殴りの雨風を完全に防ぐために、横はりした24センチ幅の杉の野地板に塗料を塗り、
窓のアルミサッシを全部入れ、板と板のすき間や、サッシと板との間をコーキングし、
雨どいを付け、
かくて屋根と外壁が完成した。
色彩的には、望んでいたとおりになり、満足している。


窓サッシは、中古のもらいものが4つ、
新品のいただきものが3点、
近所のサッシ業のMさんから購入したのが2点。
玄関のサッシと裏口のサッシは地元の医院がリフォームしたときに処分に出す予定だったもの。
それなりに調和していて、いい感じだ。


床工事は、大引きの土台に根太をはり、
根太の間に野地板をはって、その上に断熱材を載せる。
断熱材の上にコンパネを置いて打ちつけ、
それからフローリング材を貼り付ける。
フローリングは、桧のムクにした。
断熱材は、スタイロフォームという素材。


奈良の夏にはいつもやってきた蚊が、
この3年間、我が家ではいなかった。
不思議だと思っていたら、
それがこの夏、登場してきなさった。
床を貼っている間もプーンと耳元で羽音を立てるから、
蚊取り線香をたいて工事をしている。


トイレをどうするか、
まだ結論をだしていない。
エコトイレにするか、一般的な水洗にするか。
エコトイレは、便槽をつくり、そこに木屑のオガコやモミガラくん炭などを入れて、
発酵分解させて肥料にする方法。
空気を入れるために攪拌する必要があるが、
その仕組みをどうするか、
まだ結論が出ない。
全部自力で作ろうと思っているが、
利用する人のことを考えたとき、
やっぱり水洗がいいかなあとも思う。
そうなると水道と下水の業者に頼むことになる。
さてどうする。