カボチャとミニトマトとシソ


カボチャがでっかくなってきた。

 赤ジソ。梅の実を漬けると赤くなる。その横にサトイモが育っている。

 ミニトマト毎日食卓に上る。かわいいね。

 バジル。さわるだけで、すごい香りだ。

 クロスグリブラックベリーとも。今年もジャムがたくさんできそう。

 ニンジンの芽が出てきた。


毎年のことながら、生ゴミを土に埋めていたところから、
カボチャの芽がにょきにょき出て、
そのうちの10本ほどをヒデさんが使ってもいいよと言ってくれた脇の畑に植えたら、
ぐんぐん蔓を伸ばして、もうかなり大きい実ができており、
生ゴミから出てきて移植しなかった苗の方は、さらに巨大な葉っぱを広げて蔓をあたり一面に進出させ、でっかい実をつけている。
このカボチャ、去年種を買ってきてまいたもので、栗カボチャとか書いてあったが、とれた実は、まったくほくほくしていないし、もうひとつおいしくなかった。
土や肥料のせいか、それとも日照のせいか、結局食べ残した実は分解して濃い茶色の液体になってしまった。
たぶん肥料の足りない土に植えた結果だろうと思う。
今年カボチャはどういう実になるか、楽しみでもある。


土に落ちた実から、今年芽を出したのでは、ミニトマトがある。
あっちにもこっちにも、これはもう十本以上はある。
間引いて、何本か支柱を立てて伸ばしてみたら、今では実がブドウのようにつらなっている。
熟れるにはもうすこし時間が要りそうだ。


シソも勝手にいたるところに生えている。
青ジソは少なく、赤ジソが多い。
繁茂の力の差かな。
シソジュースを作るのは赤ジソだ。


キュウリの成りが悪くなった。
雨が続き過ぎたせいで、どことも収穫が減っているのだろうか。
「店のキュウリは値が上がっているね。」
とヒデさんが言った。
「これだけ雨が降ると、日照時間も不足して、稲に影響が出るかもしれん。」
とも言う。
「トウモロコシをカラスが倒して、実を食べられてしもうたで。」
「トウモロコシを? カラスはどうやって倒すの?」
「集団で来て倒すんだと思うよ。」
「カラスは知恵者だからねえ。」