ムクドリ

 

f:id:michimasa1937:20150116021621j:plain

 秀さんとこから、コメの収穫後に出た米ぬかをもらってきて、動物性の台所食材の廃棄物を堆肥化するのに使っている。木箱のなかに、もみ殻燻炭とピートモスを混ぜて入れ、そこへ卵の殻や煮干しの煮だしたのや、魚のあらなどを投入してかき回し、ときどき米ぬかを入れる。そうすると発酵が始まり、投入した廃棄物が発酵分解していく。これが熟成すると、とてもいい有機肥料となる。植物性のゴミは丸太と角材でつくった、野外のコンポスト入れで有機肥料となる。

 冬のさなかでも、動物性コンポストは毎日かき混ぜる。そうするとホカホカと暖かい湯気が上がる。

 その横に置いておいた米ぬかの入った大きな紙袋が、先日ネズミにくわれて、底に大穴をあけられていた。冬場はネズミがやってくる。これが天井裏で走り回り、いたずらをして困っている。ネズ公にやられた米ぬかの残りを、冬場は何も作っていない庭の畑に撒いておいた。

 この数日、やってきた、やってきた、ムクドリの群れ。畑の米ぬかをバクバク食べている。ムクドリヒヨドリも、ちょっと大型の鳥は、食欲旺盛で、目を付けたら、毎日やってくる。

 冬場、小鳥の食べ物は乏しい。畑の米ぬかは、すっかり食べつくされた。

 ヒメクブシの枝に取り付けた、小鳥の餌場には、ヒマワリの種を入れてあるのだが、小鳥は一向にやってこない。モズはそこここで見るが、彼らは動物性を食べるから、いったい何を食べているのだろう。