レンゲの里づくりプロジェクトと子ども会

レンゲの里づくり プロジェクトのお世話で地区の子ども会がサツマイモの苗植えと黒豆の播種をやった。子どもたちは40人ほど集まった。地区の公園の草取りを朝8時から行ない、そのあと10時から、農業体験だった。レンゲの里は常念桜と道祖神で名所になっているところ。レンゲの里づくりプロジェクトの人たちが畝作りをしてくれて、そこへ、子どもたちとお母さんたちが植えていく。農業高校の生徒もプロジェクトで参加してくれた。

 女の子は丁寧です。マルチに開けられた穴、芋のつるをその穴に差し込んで、土で埋めます。紅東(べにあずま)という種類です。
黒豆は、畝に穴を開けて、そこへ3粒ずつ入れていく。男の子は半分遊び、穴掘り専門、豆いれ専門に分かれて、ぱかぱか気ままに、早い早い。芽が出てきたら、なんとも不ぞろいの間隔だろな。

 秋の収穫は、お母さんのほうが楽しみです。焼き芋、ふかし芋、黒豆は枝豆にもなります。普通の大豆より、少し甘いです。
 春の野を彩った日本レンゲの花はもう見られなくなりました。稲作の肥料としても役に立ったレンゲ、昔、女の子は、レンゲの花を摘み取って花の首飾りをつくって遊びました。
 レンゲの花の蜜を集める養蜂も盛んでした。先日、地区のSさんと話したら、家で日本ミツバチを飼育しているけれど、もうレンゲの蜂蜜はとれないそうです。