子ども会サツマイモ収穫&安曇野環境フェア

 土曜日の午前は、子ども会のサツマイモ収穫だった。レンゲの花を復活させようというプロジェクトのみなさんと、その舞台を提供してくれている斉藤農園の協力で、毎年この農業体験ができている。
 朝10時からお母さんと子どもたちが集まり、プロジェクトのみなさんがイモの蔓をとりはらって準備してくれた畑を、小さなスコップで掘っていった。芋はよく育っていた。長さ30センチ以上もありそうな巨大イモもあった。プロジェクトの指導をしてくれている伊藤さんが、ワラを燃やして焼き芋をつくってくれた。ベニアズマという種類の甘いイモ、アルミホイルに包まれてこんがり焼けていた。それをみんなで食べて、お土産にどっさり掘りたてのイモを持って帰った。

 午後、堀金体育館で開催されている「安曇野環境フェア」を見に行った。会場入り口に、国産のペレットストーブと薪ストーブの燃焼公開が行なわれていて、ストーブのなかでペレットが燃えている。いろんな種類のストーブが陳列されていて、年々進歩して、ほとんど無煙の完全燃焼という製品にほれぼれする。
 会場に入ると、海上自衛隊の制服を着た人がいて、そこに南極の氷と南極の石が展示されていた。自衛隊がどうして南極? と質問したら、待ってましたとばかりに、南極観測隊との関係を説明してくれた。展示のコーナーは多種多彩。
 安曇野で見られる万葉植物・安曇野周辺の生き物・昆虫・ツキノワグマなどの研究会の展示、太陽光発電研究会の展示、安曇野の屋敷森調査報告、次から次と興味あるコーナーがつづいて、これはなかなかおもしろい。子どもたちの工作コーナーもあり、親子が木で作っている。
日曜日は環境教育の報告を、小学校、中学、高校が行なった。

 今朝、山を見た。白馬岳から鹿島槍が岳までの連嶺が白い。初冠雪であろうか。夕方、夏日から一転して冬に向かう冷気が吹く。秀武さんが地這いトマトがたくさん畑に残っているから、採りにおいでと言ってくれたから、もらいに行き、ダンボール箱に二箱、130個ほど持ち帰った。我が畑の大根の間引き菜と両方を夜の日本語教室に持っていった。先生たちも生徒も大喜びで、もらってくれた。