安曇野スタイル2010

 蕎麦屋の裏に陶芸の窯
 赤沼家の居間、昔は馬小屋
 赤沼家の外壁
 裏木戸 
 炭俵
 
11月3日から始まった『安曇野スタイル2010』、
サチヨさんを誘い、洋子と3人で車で出かけた。
自然・アート・暮らしを通して、安曇野の魅力を表現しようとするこの安曇野スタイル、今年で6回目になる。
工房・アトリエ・クラフトショップ・美術館・ギャラリー、飲食店・宿などが参加している。
サチヨさんは陶芸作品を見たい、ぼくは木工作品に興味があり、洋子は布関係かな。
ガイドマップに登録されているたくさんのギャラリー、工房、店などのなかから選んだいくつかをまず見て回った。
穂高の森の中の木工のギャラリーは、建物もオーナーが大工と合作したもので、作品は椅子やテーブル、引き出しのたくさん付いた小物入れなどを展示している。
制作者とお話がはずんだ。庭にはストーブ用に伐採した丸太が積みあげられている。
森から下った野の中の民家も、自宅をギャラリーに桜の木を使った家具を作っておられた。
ここのオーナーもお話好きだった。木工制作をしようと安曇野に移り住んだ自分の人生まで話される。
この5日間の会期中、この調子でお話をしていたら、たくさんのお話が出来ることだろう。
洋子が白い花を咲かせている庭のハーブをたずねたら、洋名なんだったかな、白い胡蝶に似ている花で名前もそういうのだった。
奥さんが出てきて、花の種をとってお土産にくださった。
お昼は、森の蕎麦屋
ギャラリー数軒見てから、最後に伝統の古民家を訪れ、絵画、陶芸、書を味わった。
矢野口邸は、見学に訪れる人みなに、無料で抹茶を立ててくれた。山の絵もまたよし。
昔養蚕農家だった赤沼家は庭も家屋もすべてを開放し、数人の作家の作品展示をしている。
火鉢に炭が赤々といこり、なつかしい炭火の一酸化炭素の匂いがしていた。
今日訪れることが出来たのは8軒、
これからどっぷり腰を落ち着けて、憩い味わうギャラリー、人、作品に出会えるかな。