黒豆とモズ

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 黒豆の芽が90パーセント出て、ほぼ順調な畝と、ほんのわずかしか発芽しなかったところと、この違いはどうしてだろう。

 畝によって、種まきの日が異なる。5月の末に蒔いたところは、成績が良く、いちばん後に蒔いたところは、わずかしか発芽していない。

 雨との関係、種豆の乾燥度の違い、木灰を入れたところと入れなかったところの違い、土の状態、いろいろ条件の違いを考えている。

 発芽していないところに、昨日もう一度種を蒔いた。あーあ、くたびれた。

 

 庭のモズ、ヒナは巣立っても、近くを飛び回り、木に止まって、親から付かず離れずに遊びながら、餌を待っている。ヤマボウシとバラの木に、今朝、五羽が集っている光景を目にした。その中の一羽が親鳥らしい。ヒナは、チチッ、チチッと翅をふるわせて親鳥に餌をねだる。巣立ってからの子育ては、まだ続くようだ。献身的な親鳥は、朝早くから夕方薄暗くなるまで、一日餌を探しては与えている。モズの餌は虫、そんなにたくさん虫が見つかるものなのか。

 数年前、生垣の巣にカッコウが托卵したことがあった。カッコウのヒナは巣立った。育ての親より大きな体で、育ての親に餌をねだっていた。まったく異なる種なのに、親モズは、カッコウを我が子として一人前に育てた。