希望を語りつづけた望三郎君の選挙戦は終わった 

 若者から高齢者まで、多くの人が参加した望三郎君の選挙戦が、今日終わった。午後9時、選挙結果はまだ分からない。
 望三郎君は、政治はずぶの素人だが、情熱と活動意欲は天下一品、立候補してからは、「市政を変えなければならない」と訴える毎日だった。何人もの人との公開対話集会を開き、駅前に立って演説をし、安曇野市議会の良心と評価されもする小林純子さんとぺアで辻立ちして、議会改革を訴えた。村や町を回って、個個の人とも語り合った。市政を変えることを密かに願っていた人たちの心に希望が芽生えた。応援に他県からも駆けつけた人がいる。福島から移住してきた人たちも応援をした。後援会の拠点となった地球宿には、いつも明るい心の贈りあいがあった。
 約2ヶ月に渡る安曇野物語、インターネットに、たくさんのメールが往き来した。

 ある若きお父さんから、こんな感想が発せられていた。

 <1ヵ月半前に東京からこの安曇野へ移り住んできました。きっかけは、元々移住希望はあったのですが、長男が不登校で、なんとか小学校の卒業式を笑顔で迎えさせてあげたい、そして自分自身も笑顔で迎えたいということがありました。
 そして、何より望さんと地球宿、そしてそこに集まってくる人たちの心の温かさがありました。ここなら大丈夫やっていけると。
 そして長男も無事この1ヶ月ちょっと学校に通えています。少し成長したようにも感じます。
 1ヵ月半前に移住してきたので今回の選挙への選挙権はありません。ただ、望さんの決断にどれだけでもいい、少しでも力になれればと思って活動してきました。活動してみると、本当にたくさんの人が望さんのため、そして大好きな安曇野のため、子どもたちのためと自主的に活動しているのが素晴らしくて、関ったこの1ヶ月ちょっと本当に楽しくて仕方なかったです。
 何より今回の望さんの決断に対して、難しい年頃の望さんの子どもたちも、たくさんいろいろなことを感じて、望さんが父親として覚悟を決めた姿を見ているのは本当にステキなことだと思います。これが、父親が背中で教える、ってことなんですね。
 自分自身、子どもが出来てからは、子どもへの責任として選挙には行きましたが、今回直接選挙に関ってみて、マツリゴトとしての選挙を自ら作っていくことの素晴らしさを感じることができ、選挙そして政治がより身近なものになりました。
 これから望さんに続く人が出てきて、安曇野が変わっていく、日本が変わっていく、そして世界が変わっていく、そんなシーンを見たいです。
 自分も関っていけるタイミングがきたら・・・なんてことも考えたり出来るくらい、今回の選挙は自分の心に訴えかけるものがありました。自分もこれから安曇野のため、子どもたちのため何ができるか、何をしてみたいかしっかり考えて、一つ一つ行動していきます。
 そして、安曇野だけでなく、今までお世話になった東京の子どもたちのためにも。
 具体的には子どもたちの学びや遊びのこと(昔遊びや自然遊び、自分の得意を見つけて一つを深く学び、人の得意を知る機会を得、絵本の読み聞かせなどにも)、原発をはじめちょっと難しいことを誰にもわかり易く伝えることを考えていますが、今回の選挙を通じて、なんだかほわ〜んとしていたことが、強く心に思えるようになりました。
 正しいことを正しいと言える社会、そして間違っていることを自ら正していける社会。
 子どもたちが夢を持って、夢を語って、それを実現していける社会。
 それをみんなで目指していきたいです。チーム望三郎、最高です!>

 ある若きお母さんからのメール。

 <この1週間で安曇野市民多くの人たちに声が響き渡ったことでしょう。
 わたしは三か月になった赤ちゃんを抱っこして、3歳のお姉ちゃんと一緒に、二日間応援に立たせて頂きましたが、数十分ほど有権者へ手を振ったり、旗を持っただけで二の腕はパンパン、腰が痛い痛い。
ぼうさん、事務局の方や選挙ステイの方、そして選挙カーにのっている方達、選挙応援隊の方達、みなさん身体をはって、魂を込めて毎日毎日活動をしている。
 体力の限界を超えていても気をはってやっているんだということを感じました。
 本当にありがとうございます ご苦労様です。
 一緒にいた子供も3歳にして選挙活動というものを味わい、みんなが楽しそうにやっている姿を感じ取ったのでしょう、なんちゃって応援演説を家で楽しそうにやっていますよ。
 これからの未来を背負う子供達、こういう真剣な大人の背中を見ていろいろ学んでくれているんだろうなぁと思います。>

 やはり若きご婦人からのメール。

 <畑から急いで戻り、友人に望さんの演説を聞いてもらえるよう電話してみましたが、連絡がついたのは二人だけでした。1人は、畑から急いで戻ってきてくれて、家の前での演説を快く承諾してくれました。
 奥の方では、友人のご両親がこちらには目もくれず、もくもくとお仕事をしておりましたが、演説が終わって、望さんが友人のご両親に、「お騒がせしました。ありがとうございました」と、さわやかに挨拶。そんな誠実な姿が、何よりも票に繋がるのではないかなと感じました。
 私も選挙カーに乗せてもらい、行った先で友人の家を訪ねたところ、なんとそこでは、「望三郎さんに入れるよ!母もそうするって」と、私の顔を見るなり、そう言ってくれて、嬉しくて夢中で、100メ−トル先の選挙カーまで猛ダッシュ
 そこでも、望さんにしっかり演説をしていただきました。
 家の中では、食事中のご家族がしっかり聴いてくれたことでしょう。私の家の周りは、正直民家は少ない方だけど、コツコツ真面目な農家さんが多いので、仕事しながら手は休めず、耳だけをこちらに向けているんじゃないかと思います。とても静かな地域なので、数百メートル先の演説の声が家の中までしっかり聴こえているので、ちゃんと望さんの声が届いたと思います。
 みなさんシャイですから、自分から近寄って来るタイプの人は少ないですが、家の中では、増田望三郎は、何を発しているのだろうかと絶対に聞き耳をたてています。きっとね。望三郎の望は希望の望 頑張れ>

 後援会事務局をやってくれたOさんのメール。

 <みなさん、今日までおつかれさまです。望さん、本当に輝いてた。悦子さん(望さんの妻)の支えるチカラは表彰ものです。あきさん、豪さん始め最初から最後まで望さんの近くで支えていたみなさん、本当におつかれさまです。
 今日同行した長男から一言です。
 みんな格好良かった!
 オトナが真剣に真っ直ぐに何かに取り組んでいる姿は、必ず子どもにいい影響を与えるんだと思います。
 それこそが希望なのかもしれません。
 さて、後はどんな結果が出るか、それまで楽しみに待ちたいと思います。>


午後9時、『ますだ望三郎選挙の投開票をみんなで楽しむ会』。
8時頃から三々五々集まり、9時ぐらいから飲み食いしながら、開票の結果を待っているとか。
朗報を期待する。