日本はどう動いているのか

 

 

 高賛侑君から、東京新聞の記事のコピーが送られてきた。前川喜平さんのコラム記事だ。入管難民法改正案が連休明けにでも、国会で可決される。難民申請をしている外国人の強制送還を可能にする法案だ。日本人の人権意識の欠落を前川さんが訴えている。

画像のプレビュー

 

  高君は果敢に闘っている。前川さんも攻撃・挫折をはねのけて、言うべきことを主張している。世の濁流に抗して、生きている人たちがいる。

 

 国会で何が起きているか。今、日本の国はどう動いているか。

 政治家たちの思想、人間性が問われる事態が政治の世界で起きていても、多くの国民は知らない、知ろうともしない。「私に関係ない」、「政治家にまかせておけばいい」、「異論を唱えても、批判や反対をしても、無駄だ。なるようにしかならないさ、諦めだよ」‥‥

 そうして日本は劣化しているように感じる。

 

 今日の新聞に、書店がつぶれているという記事が出ていた。本が売れない、読まれない。社会や政治や思想などにかかわる本は売れない。書店がゼロの自治体が全国の26パーセントにまで落ちているということだ。