紆余曲折の人生上の遍歴によって、わが青年期のほとんどの記録が失われたが、かろうじて保存していたいくつかのなかに山日記がある。ぱらぱら目を通していくと、1961年春に、北さんと二人、鹿島槍ヶ岳の東尾根を登攀した記録があった。冬の豪雪のなかの登攀…
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