臼井吉見の大河小説「安曇野」の第一部は、明治の初めから書き出し、大団円の第五部は日本が戦争に敗れた戦後のことが書かれている。中に、昭和二十年(1945)一月一日の清沢洌(きよし)の日記が出てくる。 一月一日 日本国民は、いま、はじめて「戦争」を…
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