市の図書館の本棚に、大きな写真集が表紙の目立つように置かれていた。目に留まった文字は「北極圏のアウシュビッツ」、サブタイトルに、「知られざる世界文化遺産」とある。 手にとるとずっしり重く、扉を開いたらドストエフスキーの「死の家の記録」の一文…
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