2007-12-12から1日間の記事一覧

「しあわせ」・「母の手」(高田敏子)

高田敏子は、終戦後の1946年、30歳のときに台湾から日本に引き上げてきました。 着の身着のまま、無一文の敏子は、どうして生きていこうかと、東京の焼け跡にできた闇市をさまよいながら、 豚の内臓などを煮て売るおばさんになろうかと思います。 結局…