オウチの木 脳の出口で、その花の名は、ストップしてしまった。 途中でひっかかって出てこない。 なんとかして思い出そうと、 脳のなかへ意識を集中する。 薄紫の花は、樹高10メートルほどの枝にびっしり付いている。 「センダの木で…。」 と、小川の畔の…
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