高村薫の小説「土の記」を読んだ。舞台は奈良県の大宇陀、描写の緻密で豊かな表現に感嘆する。 下巻のなかに、東日本大震災のときのカエルの話が出てくる。次のような描写だ。 <昨夜は、両方の耳の外耳道にシュレーゲルアオガエルが潜り込んできた。ヒロロ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。