2015-01-26から1日間の記事一覧

 街路樹と樹林の価値

仙台を出て東京の明治女学校で学び、安曇野の相馬愛蔵のもとに嫁いできた相馬黒光の随筆「穂高高原」には、安曇野の空に突き刺さるような屋敷林の針葉樹のことが少し皮肉な思いを込めて書かれている。安曇野の屋敷林は各家の自己主張であり、アイデンティテ…