2013-01-03から1日間の記事一覧

 山本太郎「街を歩くと」 <人間というもの>

街を歩くと 街を歩くと 人間はいつでも どこかへ行こうとしている 人間はいつでも 「途中」なのだ 街を歩くと 未来は刻々 ぼくらの顔に到着している 数百万の顔がとつぜん 全く同じ表情にひきつるとき ぼくたちの歩行は終わり 始まった時と同じように おそら…