2011-03-20から1日間の記事一覧

 焦土のなかで <昭和20年、かの日>

東日本大震災の姿は、さながらかの日そのものだと、記憶は叫ぶ。 1945年、日本の都市はほとんど焦土と化していた。 『昭和万葉集 巻七』(講談社)、敗戦直後の歌をよむ。 焼跡に焼けたるものを集め建つ天地根源づくり小屋一つ 藤沢古実 「天地根源づく…