松本の古い趣の漂う街中を歩いていて、ぽっと右目に留まった看板がある。「細田書店」の古ぼけた黒い文字。 あ、ここか。ときどき新聞に小さな広告を出していた古書店だ。 ガラス戸をがらがら開けて入ってみた。古本のなつかしい匂いがする。 東京神田の古書…
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