麗しき野

 

 

ウクライナ惨状の映像に、焼け焦げた街路樹が出ていた。

毎年緑の葉を茂らせていた樹々、

戦争がなければ、侵略が無ければ、

ウクライナの野は、稔り豊かな木々や農作物でおおわれていたことだろう。

人々は野に出て、青空の下で、汗をながしていたことだろう。

人々は収穫の歌を歌っていただろう。

喜びの合唱をしていただろう。

 

このような破壊、殺戮をもたらすことをくりかえす生き物は、人間以外にはいない。

人間だけが地球を破壊する。

人間が自らの楽土を消滅させる。

 

安曇野

一昨日、

カッコウの初鳴きを聴いた。

数日前から、ヨシキリがひたすら囀り続けている。