岩波書店の「世界」臨時増刊・ウクライナ特集

 


 

 

 

 岩波書店の「世界」臨時増刊、ウクライナ特集号を地元の書店から買ってきた。

 今、読んでいる。

 ソ連時代からの複雑な事情、原因、そのなかでの国家指導者、権力者の思考、思想、行動に頭が混乱する。

 

 こんな論があった。

「主権をめぐるロシアの世界観は、かつての『満州は日本の生命線』と言って、かいらい国家を正当化した戦前の日本の指導部の世界観にきわめて近い。」

「相手との一体性を言いながら、相手が離反したら攻撃の正当性を主張する。」

「ロシアの大国主義には、ソ連時代のような、世界の中心に回帰したいという欲望がある。」

「これからの国際社会はどうなっていくのだろう。主権国家による暴力に対する歯止めが効かなくなる時代がやってくるのではないか。」

ベラルーシカザフスタンウクライナをロシアが統合すれば、旧ソ連の九割ほどを結集できる。プーチンのユーラシア連合構想だ。」

ソ連時代のキューバ危機があった。世界核戦争の恐怖の時代が今も続いているんだ。」