大嵐

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 昨日の午後の嵐はすさまじかった。

 雷鳴がとろき、強い東風がしのつく雨を横殴りに吹き付ける。バリーン、裂くようなカミナリ。危険を感じて、パソコンの電源を切る。激しい風と雷雨は二時間ほど続いた。

 

 嵐が去った今朝、日の出前の、ランとのウォーキング。周辺の稲は倒れてはいなかった。我が家のゴーヤが支柱ごと倒れていた。

 道を行くと、オミソチャンを連れたオバサンとあいさつを交わす。犬の毛が味噌色だから、オミソチャンと付けたと初めて会ったときおばさんが言った。

 「昨日はすごかったですねえ。」

 「オミソはぶるぶる震えていましたよ。」

 「私の友人の犬は、雷が来ると恐怖のために、外へ飛んで出ていったらしいですよ。」

 ひとしきり、「嵐と犬」談義。

 

 道を行く。今度は柴犬カイト君を連れて望月さんが歩いて来た。

 「昨日は、たいへんでしたよ。散歩の途中で、どしゃぶりの雷がやってきたで、ずぶぬれになってね、公民館の軒に入って、一時間雨宿りをしてましたよ。」

 しばらく道の真ん中で、昨日の嵐談義に花が咲いた。

 

 今朝は気温がぐっと下がった。野菜や鉢物、ブルーべリーに水やりをしないですむ。

 ほっ。

 庭のムクゲの樹に、シジュウカラの群れがやってきた。何かをついばんでいる。

 昨日の嵐のとき、小鳥たちは、どこに避難していたのだろう。